商談・会議・雑談でなぜか一目置かれる人が知っている「数字」のコツ
| 著者 | 株式会社新経営サービス シニアコンサルタント 山本 崚平 | 
|---|---|
| 出版社 | あさ出版 | 
| 定価 | 1,400円(税別) | 
本書は、商談、・会議・雑談などの仕事の中に出てくる「数字の法則」をまとめ、数字を把握するコツを身につける本です。
著者は数字が苦手だったにもかかわらず、コンサルタントとして人事制度の構築や教育研修、企業の経営支援にかかわり数字に浴びるように触れる中で、ビジネスの場では数字をざっくりととらえる「コツ」さえ身につければ、ついていけることを体感します。
数字を把握するコツを知らなければ、仕事の中で何を調べたらよいか、どこに問題点があるか、何をすればいいのか、ということがわからず、生産的に働くことができません。
本書を読むだけで、ニュースや新聞、仕事で触れる数字をどうとらえればいいか、どう仕事に活かせばいいのかがわかるようになります。
本書の構成
- はじめに
- 第1章 ビジネスでは数字をザックリ覚えよう
 ・数字の読み方を覚えよう
 ・数字をつかむ基本は「倍数」と「分数」
 ・「基準」を持てば数字に強くなれる
 ・雑談で役立つ「基準の数字」
 ・雑談で役立つ「ピークの数字」
 ・雑談で役立つ「ナンバーワンの数字」
 ・「人事の数字」の世の中の平均値は?
- 第2章 できる人は「3」という数字をキーにしている
 ・人はなぜ3という数字が好きなのか
 ・プレゼン、企画書づくりも「3ステップ」で
 ・話は「30秒」にまとめよう
 ・商談は「3回」会ってから!
 ・子どもは1日に大人の「30倍」笑う
 ・「30分」かけて結論を出しても、結果は5秒で出した時と同じ
 ・市場の「3割」を取れば1人勝ち
 ・他社より目立つには「3割」の差をつくろう
 ・1つの大事故の前には「300件」の小さな事故が起きている
 ・月収の「3%」を自己投資に回すことが給与アップの近道
 ・65歳以上人口が「3割」を超える2024年が日本の崖っぷち
- 第3章 会社の数字は「5」のつながりで覚えよう
 ・チーム編成は「5人」が生産的
 ・1人の顧客を怒らせると「250人」の敵をつくる
 ・新規顧客の獲得は既存顧客の「5倍」のコストがかかる
 ・新入社員の採用コストは1人当たり「50万円」
 ・優秀社員は給料の「5倍」を稼ぐ
 ・退職金は生涯収入の「5%」で生涯設計をしよう
 ・年間「500時間」の通勤時間を有効活用する
 ・入社「5年間」は成果が出なくても焦る必要はない
 ・日本の社長は「50人」に1人と覚えておくと、高級品市場が見える
- 第4章 知っておきたい「ビジネス数字の法則」
 ・売上の8割は2割の仕事で稼いでいる
 ・1位と2位の差は2倍開く
 ・組織は必ず「2:6:2」の割合に収束する
 ・研修の効果は「1割」。人は現場での学びとアドバイスで育つ
 ・会議は2時間を超えるとガクンと生産性が落ちる
 ・「25分・5分」のリズムで仕事をする
 ・いいアイデアをつくるには15%ルールを適用しよう
 ・ご褒美があると生産性が下がることがある
 ・記憶は1時間で半減。1日で2割しか残らない
 ・期限を決めないと人はいつまでも時間をかけてしまう
 ・「数字」を鵜呑みにしてはいけない
- おわりに
