企業経営・マーケティング 全市場浸透型
マーケティングにおいて製品と市場の2つの軸を定め、市場にフォーカスした戦略。
企業はすべての市場にあらゆる製品を投入する。大企業のみが選択できる戦略で、成功すると莫大な売上高と利益を獲得でき、長期にわたる安定経営と安定雇用を実現できる。
しかし、それぞれの市場にはその市場に特化した企業が存在するので、全方位展開が求められ経営資源が分散するリスクがある。経済学者、デレク・F・エーベルが提唱した理論で、全市場浸透型以外に、市場専門型、製品専門型、単一セグメント型、セグメント選択型、市場・製品専門型がある。