財務会計 運転資本(運転資金)
企業が事業活動を営むうえで必要になる資金。
計算式は「運転資本=売上債権+棚卸資産-仕入債務」。企業の短期的な債務支払能力を測るときの指標となる。額が大きいほど借入金が必要になるので、経営効率が悪いと判断される。売上債権の大きさは回収効率の悪さを示し、棚卸資産の大きさは在庫の多さを意味するからである。しかし、売上高と販売量が大きくなると、売上債権と棚卸資産も大きくなるので、運転資本の額が大きいから一概に経営効率が悪いとも限らない。
GLOSSARY-用語集-
企業が事業活動を営むうえで必要になる資金。
計算式は「運転資本=売上債権+棚卸資産-仕入債務」。企業の短期的な債務支払能力を測るときの指標となる。額が大きいほど借入金が必要になるので、経営効率が悪いと判断される。売上債権の大きさは回収効率の悪さを示し、棚卸資産の大きさは在庫の多さを意味するからである。しかし、売上高と販売量が大きくなると、売上債権と棚卸資産も大きくなるので、運転資本の額が大きいから一概に経営効率が悪いとも限らない。
この記事の監修・筆者
シニアコンサルタント 北島 大輔 |
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金融機関にて、中小企業向け融資業務、経営者の資産運用業務に携わる。 新経営サービス入社後は、金融機関での「数値管理」、「財務分析」の経験を活かした管理会計実践、業績改善、キャッシュフロー改善、経営計画達成コンサルティングを展開している。 |