企業経営・マーケティング 慣習価格
消費者が「価格が長期間変わっていない」と感じている価格。
例えば「缶ジュースは100円くらい」と感じている人がいたら、100円はその人にとっての慣習価格である。
慣習価格が広く認知されると、価格を下げても消費が伸びない、価格を上げると売れにくくなるという現象が起きる。
慣習価格がついた商品のメーカーは、原料高になっても販売価格を上げにくくなる。そのため、内容量を減らして価格を据え置く「見えない値上げ」を行うこともある。
GLOSSARY-用語集-
消費者が「価格が長期間変わっていない」と感じている価格。
例えば「缶ジュースは100円くらい」と感じている人がいたら、100円はその人にとっての慣習価格である。
慣習価格が広く認知されると、価格を下げても消費が伸びない、価格を上げると売れにくくなるという現象が起きる。
慣習価格がついた商品のメーカーは、原料高になっても販売価格を上げにくくなる。そのため、内容量を減らして価格を据え置く「見えない値上げ」を行うこともある。
この記事の監修・筆者
コンサルタント 分才 敦史 |
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トヨタ自動車・任天堂・積水ハウス・全労済・ダイキン・大阪市交通局(現大阪メトロ)といった、業界を代表する大手企業のマーケティング戦略、ブランド戦略推進に17年間従事した後、新経営サービスに入社。 近年は補助金採択率向上に向けた研究を行うとともに、マーケティングを重視した中小企業の補助金申請支援、商品・サービス開発支援に取り組んでいる。担当した事業再構築補助金 高額案件100%採択の実績を持つ。 |