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マーケティングブランドとは、あなたの心の中にある「イメージ」です

2021年05月12日

いきなりですが、質問です。
同じ価格で、

「関さば」

「岬さば」

が売られています。
どちらかを買うとしたら、あなたはどちらを買いますか?

ブランドは、あなたの心の中にある「イメージ」

ブランドって何ですか?って聞かれたら、
「イメージです」
と、いつも答えます。

そう、「あなたの心の中にあるイメージ」です。
つまり、「ブランド」というものには実態はありません。

では、どういうものがブランドと言えるのでしょうか?
次の中から、あなたがブランドだと思うものを考えてみてください。

聡明なみなさんはお分かりだと思います。
これらはすべてブランドです。

ブランドというと「メルセデス」や「エルメス」、「ルイヴィトン」といったいわゆる高級ブランドを指すように思われがちですが、「しまむら」も「ダイソー」も「無印良品」もブランドです。

ブランドに価格要件はありません。
高くても安くても、「あなたの心の中にあるイメージ」がブランドなのです。

メルセデスに対しては、「高級」「都会的」「あこがれ」「ドイツ」といったイメージがあるでしょう。
ダイソーに対しては、「100円」「安い」「便利」「何でも揃う」といったイメージをお持ちの方が多いと思います。

有名、無名、品質の高い・低い、に関わらず、特定の商品サービスとしてあなたが認識できれば、つまりあなたの心の中に何らかのイメージがあれば、それは「ブランド」なのです。

 

イメージで対価が変わる

冒頭の質問に話を戻します。

同じ価格で、

「関さば」

「岬さば」

が売られています。

どちらかを買うとしたら、あなたはどちらを買いますか?

「関さば」とは、豊予海峡(ほうよかいきょう/速吸の瀬戸・はやすいのせと)で一本釣りされ、大分県大分市の佐賀関(さがのせき)で水揚げされる鯖のことです。
高級水産品として知られ、価格は普通の鯖の何倍もします。

一方の「岬さば(はなさば)」ですが、関さばと同じ海域、同じ漁法で獲り、佐賀関の対岸にある愛媛県の佐田岬市場に水揚げされる鯖のことを指します。

つまり、同じ海域、同じ漁法で獲れた品質・味共に全く同じ鯖ですが、水揚げされる場所が異なります。
大分県に水揚げされれば、関さば。愛媛県に水揚げされたものは、岬さば です。
そう、両者の違いは、水揚げされる場所の違いだけです。

さて、冒頭の質問は、同じ価格なら、あなたはどちらを購入しますかというものでした。
あなたはどちらを選びましたか?

おそらく、ほとんどの方が「関さば」と答えられるのではないでしょうか。
では、品質も味も全く同じ鯖なのに、なぜ、多くの方が関さばを選ぶのでしょうか?
これこそが「関さば」と「岬さば」のブランドの違い、つまりイメージの違いです。

関さばを選んだ方の心の中には、岬さばより、関さばに対するポジティブイメージの方が勝って形成されているということなのです。

商品の品質や味に違いはありません。
あるのは、無形の「ブランド」というイメージだけです。

このイメージの違いによって、中身は全く同じ商品であったとしても、一方は安値で、一方は高値で取引されるようになるのです。(つまり粗利に大きな違いが出ます)

だから、大手企業を中心に自社商品のイメージをよくするために時間とコストをかけるのです。
つまり、巷でよく耳にする“ブランディング”とは、「あなたの心の中にあるイメージ」を「企業側が考える理想のイメージ」と一致するように、企業が仕掛ける活動のことを指すのです。

お客様の心にイメージを創る活動ですから、商品のデザインを変えたり、パッケージにこだわったり、価格を変えたり、売り場を変えたり・・・、はたまた作り手の意識や行動を変えたりと、その活動の幅は多岐にわたります。

ブランディングは大企業だけのものと思われがちですが、完全な誤解です。
決して大企業だけの取り組みではありません。

何度も言いますが、ブランドとは「お客様の心の中にあるイメージ」です。
このイメージを良くすることで、価格競争に巻き込まれることも、売れなくて困るといった問題も解決できるようになります。

つまり、潤沢な広告宣伝費をもたない中小零細企業こそが、優先的に取り組むべき企業活動なのです。

 

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