販促
【販促担当者向け】効果的なチラシの作り方<デザイン編>「きれいに見せる3つのポイント 」
2019年11月27日
前回までのの記事
「効果的なチラシ作り方<企画編>」
「効果的なチラシ作り方<原稿編>」
「効果的なチラシ作り方<ラフ制作編>」
中小零細企業においては、チラシのデザイン制作を外部に依頼せず、自社で行う場面も多々見受けられます。今回は、実際に制作するにあたってのコツをお伝えします。
1.紙面は下から埋めていく
前回までの内容で、イメージラフができ、頭の中には完成形がイメージできているかと思います。それを形にしていく作業になりますが、パソコンに向かい真っ白な画面のどこから手を付けてよいのか分からないという方は多いと思います。
そんな時は、店名・社名・電話番号・営業時間・地図などの必要事項をまずは入れてみてください。おおよそ紙面の一番下に配置される要素になります。
キャッチコピーやビジュアルからなど紙面の上部から作り始めてしまうと、紙面の下の方のスペースが取れず、調整のためにビジュアルを再度作り直すなどの二度手間になってしまいます。基本的に文字量の多い要素から順に作成し、空いたスペースを使ってビジュアル部分を作る、という流れにすることで短時間できれいに仕上げることができます。
2.レイアウトの基本を押さえる
チラシを作る上では「見やすくわかりやすい」ことが前提となります。下記の3点を意識するだけで紙面全体を整えることができます。
①揃える
写真・イラスト・キャッチコピー・本文・地図など、紙面上の様々な要素があります。それらの要素の端を揃えることを意識してみてください。要素ごとの端が揃っているだけで見やすく感じることができます。
②まとめる
それぞれの要素をグループ化してみてください。キャッチコピー+イラスト、写真+価格など内容に合わせて、各要素のまとまりを作っていきます。
③分ける
まとめたグループごとの余白を意識してみてください。要素ごとに余白を作るだけでスッキリと見やすくすることができます。
2.色数を制限して全体イメージの統一感を
チラシを作る際にはできるだけ目立たせようとして、多数の色を使用してしまっているものが多くみられます。サービスの内容にもよりますが、ベースカラー+キーカラーの2色で構成していくと、全体としてまとまりのあるチラシに仕上げることができます。
例外として、スーパーや量販店など、価格訴求を前面に押す場合には、多色を使用し、良い意味で「安っぽい」感じに仕上げる場合もあります。
まとめ
チラシ制作の基本を押さえ、順序立てて作っていくことで、誰でも見栄えの良いチラシは作ることができます。